お洒落な場所、居心地のよい空間、心が和むような風景、お気に入りのモノ・・・。
雑誌には載っていないような、自分だけの特別。
そんな素敵なモノコトを知っている男性って魅力的!!
Note.1 素敵なご夫婦が、二人で創り出す「食卓」の魅力。
「居心地のよい空間や時間ってやはりいいものですよね。特に食事の時間はとても大切だと思うんです。やはり食事をするときは楽しい方がいいですよね。リラックスして、会話も楽しみながら、美味しくいただくこと。それには、自分と気の合う家族や仲間とが一番!」そう語るのは、「土布屋」の奥様。
だんな様は、もともとフレンチのシェフということで、料理を担当。でも作るのはフレンチにこだわらず、素材を活かして、シェフが自由な発想で心の込もった「おもてなしの料理」。そして奥様が、パッチワークや和のくつろぎ空間の雰囲気を創り出す「かくれ家」的存在の、知る人ぞ知る「土布家」。決して広告などのアピールをしたりはしていないのに、人づてに口コミでご予約をされる方々が多いとのこと。
「私がフレンチレストランで働いていたときは、今のように和の器でいろんな料理を出すということは考えられなかったです。でも今は、これもいいなぁと。気取ったレストランではなく、食事をされる方が、肩の力を抜いて笑顔で食事をしているお顔を拝見したり、笑い声が聞こえてきたりすと、素直にとても嬉しいんです。例えば、レストランでは、コース料理の後にお茶碗にご飯なんて、考えられませんでしたが、今はコースの最後にご飯をお出ししています。皆様お好きでしょ?締めのご飯って。」と、とてもいい笑顔でお話をされるシェフ。
長い間フレンチという分野でプロフェッショナルな仕事をされていたシェフは、今、本当の意味で料理の国境を越えて、心から料理を愛されているのだなぁと感じました。
モノづくりの分野は違っても、お二人の共通点は、自分たちの作ったモノや料理で、みんながリラックスし、いい気持ちになっていただくということなのかもしれません。
なんといっても、この空間に入り込むと、どことなく懐かしいような気持ちと、そして心を開いていく自分がそこにいる・・・そんな感じがしてきます。
「決してお店ではないから。お友達の家へ行く感覚で来ていただきたいです。私も普通にお友達を迎える感覚ですので、お店のような接客もできませんし(笑)」と奥様はおっしゃいます。だからどこにあるか、そして連絡先などをお教えすることができないのが残念ですが、気になった方は、ぜひ探してみてくださいね。