恋に仕事に、一生懸命悩んで頑張っている人をふくい結婚支援プラザは応援いたします。
いつの時代も、恋は悩めるもの。女性は何を男性に求め、男性は女性にどうあってほしいと思っているのか?
ほんの些細な出来事から二人のストーリーは始まっていきます。
あなたの恋が幸せなものでありますように・・・プラザ流の「恋の参考書」が少しでもお役に立てれば幸いです。
普段の生活の中で、「言いたいことが言えない」、「本意ではないのに同意してしまう」、「相手のせいにして非難してしまう」といったことはありませんか?自分の思っていることを相手にどのように伝えるのかはとても重要ですし、案外難しいものです。その言い方によって、相手の受け止め方もずいぶん変わってきたりするものです。
そこで今回は「アサーション(主張的)」という考えをベースに、自分も相手もお互いが納得できる方法についてご紹介します。
円滑なコミュニケーションのコツは、日常のちょっとしたやりとりの中で、お互いが相手に配慮したコミュニケーションを取ろうと意識することです。ここで重要になるのがアサーションという考え方。
アサーションとは、対人関係において、お互いが対等で平等な関係を目指すための方法です。具体的には、相手の立場に配慮しながらも、かつ自分の権利や考えを直接、正直に伝えるというものです。結果、自分だけでも、相手だけでもなくお互いが納得のいく方向へ進んでいけることになります。
相手に伝えるときの表現方法は、3通りあります。自分さえよければよいという「攻撃的(アグレッシブ)」、自分より相手を優先する「非主張的(ノンアサーティブ)」、そのどちらでもなく自分も相手も尊重する「主張的(アサーティブ)」です。
攻撃的(アグレッシブ) | 主張的(アサーティブ) | 非主張的(ノンアサーティブ) | |
---|---|---|---|
態度 | ・自分本位 ・自己中心で自分さえよければよい |
・自他ともに尊重 ・自分だけでなく相手へも配慮する |
・他人本位 ・相手を優先し自分はどうでもよい |
特徴 | ・相手を一方的に攻撃する ・相手のことは考慮しない ・感情的になる ・自分の意見を押し通す |
・相手も自分も大切にする ・相手のことを考慮する ・相手の意見を聞く ・自分の気持ちを正直に伝える |
・本意ではなくても同意する ・自分の意見を言えない ・自分の感情を押し殺す ・自分の気持ちは遠回しに言う |
結果 | ・無理矢理相手にも同様の気持ちを起こさせる ・相手から同様の攻撃を受ける可能性がある ・常に自分の思いどおりにならないと気がすまない |
・相手を尊重しながら、その場にあった正直なコミュニケーションが取れる ・対立することもあるが、お互いが協力して好意的に問題を解決へと進めることもできる |
・自分のやりたいことが実現できない場合、相手のせいにする ・相手に譲ったという気持ちだけが残る ・我慢していると人間関係にひずみが生じることもある |
いかがですか?この表をご覧になって、自分がどのタイプに属するか自己診断してみてください。そうすることで、自分がどんな傾向にあるか、どうすればコミュニケーションが円滑にとれるか、ヒントにしてみてくださいね。
最近、男性にも女性にも多く見られる傾向ですが、相手に対して丁寧に話そうとしているつもりが、間違った疑問形で逆に自分本位な話し方になっている人がいます。例えば自分のことを相手に伝えようとするとき
「私って朝が苦手じゃないですか」の「〜じゃないですか」といった話し方。
これは、まるで誰もが知っていて当たり前の事実のように聞こえてしまうので、聞いた相手はついつい「そんなこと知らないよ!」と言いたくなっちゃいますね。こんなときにはもっとストレートに「私、朝は苦手なんです」と伝えてみましょう。
他にも会話中の返事のしかたで、3文字レスポンスをよく耳にします。「べつに・・・」、「だから?」、「それで?」など。これではせっかくの楽しい会話も終わってしまいますね。その瞬間は、もう二度と戻らない、とても貴重な時間。それは相手にとってもあなたにとっても同じこと。それならお互いにとって楽しい時間でありたいと思いませんか?
ただし、どう答えてよいのかわからないときもあります。そんなときは、相手の言った言葉を繰り返してみたり、最後に「なにぬねの」をつけてみてください。会話がスムーズに続くようになりますよ。
【例えば・・・】
「こないだ映画見たんだ」→「それで?」→「べつに」→会話終了。
「こないだ映画見たんだ」→「映画見たんですね?」→「うん、○○って映画」→「○○?」→「知ってる?」→続く。
少し大げさな例えかもしれませんが、ちょっとした事がきっかけで会話って楽しくなるものです。ぜひ一度お試しください。