内閣府の調べによると、日本人の平均初婚年齢は、2011年で、夫が30.7歳、妻が29.0歳と
上昇傾向を続けており、結婚年齢が高くなる晩婚化が進行しているようです。
ほぼ30年間で夫は2.9歳、妻は3.8歳、平均初婚年齢が上昇していることになります。
また、未婚化・非婚化の進行が進み、生涯未婚率を30年前と比較すると
男性は2.60%から20.14%、女性は4.45%から10.61%へとかなり上昇しています。
30年前にはなかった「非婚」という言葉。
結婚をする意思はあるけれど事情があって結婚できないのが「未婚」とするなら
個人の意志として結婚しないことを選ぶのが「非婚」。ライフスタイルが変化した影響かもしれませんね。
1位 もう、一回したからいい・・・「一度は結婚してみたい」が叶ってしまった!?
2位 不倫してるから・・・「彼と結婚するつもりはない」と割り切っている
3位 恋人が年下だから・・・年上好きの男性と、若く見える女性が増えているから?
4位 趣味が楽しすぎる・・・男性と遊ぶよりはるかに趣味の友達と遊ぶほうが楽しい!
5位 男性より女性が好き・・・特にレズビアンというわけではないけれど、女性と遊んでいたほうが楽しい!
6位 事実婚を選択・・・あくまでお互い一人ずつ、自由に生活しつつ一緒に暮らすというスタイル
7位 恋愛していないから・・・好きな人じゃなきゃ結婚なんて絶対したくない!「恋愛待ち」の姿勢
8位 考えすぎちゃって・・・結婚生活うまくやっていけるのか?とにかく考えすぎて踏み出せない
9位 仕事が大好きだから・・・男性のように「仕事さえしてれば家のことは奥さんに丸投げ」できないと知っている
10位 親がいないから・・・口うるさく言う人がいない
なかなか興味深いランキングです。30代後半女性になるとバツイチの人も多いせいか、1位は夢叶ったり(!?)「結婚」がイベント的なものだったのかもしれませんね。4位と5位の理由は特に、現代のライフスタイルを反映していると思いませんか?
仕事は仕事で頑張って、オフの日は趣味に没頭。山へ登ったり、海へ潜りに行ったり、サークル活動したりと、自分の時間を意識して作る時代になったのかもしれません。一昔前に比べると、女性が趣味を持つことが増えてきているのも「結婚」を遠ざける理由なのかもしれませんね。
5位の「女性が好き」というのも中学・高校時代から異性よりも同性の友達といるほうがラクということから、あえて男性との関わりを避けている傾向があるようです。
1位 条件で見てしまう
2位 理想を求めてしまう
3位 好きになれるのか考え込んでしまう
4位 アプローチが信じられない
5位 自信が持てなくなっている
6位 結婚を意識して踏み込めない
7位 男性に強がってしまう
8位 行動より先に考えてしまう
9位 駆け引きに臆病になってしまう
10位 無意識にがっついてしまうこともある
いろいろ経験してきたからこそ、最初から条件で入ってしまうこともあります。もっと純粋に恋愛に入り込めれば良いのですが、自分にはもう時間がない!という焦りからか、最初から相手を条件のふるいにかけようとしてしまうのかもしれませんね。2位の理想を求めてしまうというのは、条件と似たところがありますが、容姿、性格など「白馬に乗った王子様」化がますます進んでしまう現象のようです。
が!ここでちょっぴり辛口アドバイス!
条件や理想もあるでしょうけれど、相手にばかり望んでいませんか?まずは自分のこともしっかり客観視してみましょう。相手から望まれるような条件や理想、あなたは満たしていますか?ここで心の声「人を条件や勝手な理想で判断しないでよ!」と言いたくなりません?等身大の自分を、等身大の相手を受け入れてみる努力も必要ですよ。
さて、3位から9位までは今までの恋愛経験が影響しているのでしょう。自分に自信がなくなっているせいで、相手を信じられなかったり、素直になれなかったり。仕事をしている女性は、会社でも責任あるポジションにつく頃、失敗しても笑って済ませられません。いろんな事に慎重になってしまう気持ちもわかりますね。
でも「恋愛」には正解も不正解もないのです。正解がないということは失敗もないわけです。すべての物事が次に進むステップだと思いましょう。たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん怒って、たくさん謝って・・・。
明日の自分を信じてあげてくださいね。
2013年10月4日から11月4日にかけ、全国の20歳〜79歳の男女3000人(有効回収数は1639人)を対象に実施した結果、将来の結婚に意思について、未婚者(229人)に聞いたところ、「いずれは結婚したい」(52.0%)、「2〜3年以内に結婚したい」(10.0%)、「すぐにでも結婚したい」(9.6%)という回答者をあわせると、7割以上の人が「結婚したい」と回答した。性別でみると「2〜3年以内に結婚したい」で、女性14.6%と男性6.3%を大きく上回った。
特に20歳〜39歳の未婚者(155人)では、「結婚したい」という回答者は85.2%で、男性(79.0%)よりも女性(91.9%)が多く、9割を超す女性が結婚の意思を持っていた。調査報告では「属性別の回答者数が少ないため参考」としているが、男女とも年齢が若いほど結婚意向は強いという傾向があり、20代女性では95.8%が「結婚したい」と回答。
意外な結果ですよね。世間的には「結婚したくない」という人が増えているということばかりが取り沙汰されていますが、実際には「結婚したい」けれど何らかの事情で「結婚できない」人が圧倒的に多いということです。
□ 経済的に余裕ができること(46.3%)・・・男性・女性ともに1番
□ 希望の条件を満たす相手にめぐり会うこと(37.8%)・・・女性は並んでこれも1番
□ 結婚の必要性を感じること(32.9%)
□ 異性と知り合う(出会う)機会があること(30.5%)・・・男性の2番目
□ 仕事(または学業)が落ち着くこと」(28.0%)
□ 精神的に余裕ができること(25.6%)
男性では『出会いそのもの』が、女性では『希望の条件を満たす相手との出会い』が必要となっており、男女で結婚を決心する状況に差がみられますが、いつかは結婚したいという思いは男女同じです。愛すべき人に出会ったとき、その人(機会)を見逃さないことを願います。
もう一度恋してみようかな・・・という気持ちになった方は、ぜひ次の記事もお読みになってくださいね。
あなたの恋、応援しています。