新しい一年が始まるたびに思う。今年こそ素敵な出会いがありますように。
でもまだ運命の人には出会えていない・・・ そんな人に届けたい。
「運命の人」も「幸せ」も誰かが運んできてくれるわけではありません。
自分自身が見つけるもの。
あなただけの素晴らしいストーリーがきっとあります。
どこにいようと、王子様は必ず私を見つけ出してくれる・・・と、夢見ていませんか?
「振り子の法則」。小さな力を加えるとほんの少し揺れる。大きな力を加えると大きく揺れる。加えた力と同じ分だけ動く。じーっと待っていても、何も起こらないのは必然。それなら、勇気を出して思いきり動いてみるのもよいかもしれません。たとえ空振りに終わったとしても、それは次のチャンスへの助走だと思えばいいのです。助走が長くなった分、きっと自分に返ってくる力も大きくなるのでしょう。
時間はすべての人々に公平なものだとよく言われていますね。1日は24時間。世界一の大金持ちでも、1日24時間です。エジソンやアインシュタインのような偉人でも、1日24時間です。世界一忙しいと言われる大統領や首相でも、1日24時間です。お金を使って時間を節約することはできても、時間そのものの長さを変えることはできません。
そして、時間軸で考えると「過去」・「現在」・「未来」と分けられますが、実際に人が「生きる」ことができるのは「現在」=「今」この瞬間だけなのです。時間をさかのぼって「過去」を生きることも、先回りをして「未来」を生きることも不可能ですよね?「今」という時間は刻々と過ぎ、その積み重ねが「人生」となっていくのです。
ここで「時」と「とき」の違いについて少しお話しましょう。読み方はいずれも「トキ」ですが、皆さんも場合によって使い分けをされていることでしょう。日本語独特の微妙なニュアンスが含まれていますが、簡単に言うと、「時」は、時点や時刻を強調する場合に使用されます。一方、「とき」は、場面や状況(シーン)を表現する場合に使用されます。「時」はすべての人に等しく刻まれますが、それがどんな「とき」であるかは人によって、まったく異なるものということですね。あなたはどんな「とき」(シーン)を刻みますか?
何かをしようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐに取りかかるのが良いということ。英語でもよく似た意味で「現在に勝る時はない」という言葉があるくらい、世界共通、人は「今」の大切さを知ってはいるものの、なかなか行動に移すことができない生き物なのかもしれませんね。
あまりに大きな目標を掲げすぎると、腰も重くなりますが、ちょっと頑張ればできそうなことから始めてみるとよいのかも。例えば・・・
□ 出不精な人なら、ウインドウショッピングに出かける
□ 本が苦手という人なら、図書館へ行ってみる
□ 仕事で忙しすぎる人なら、1日だけ残業をやめてみる など。
本が苦手な人にいきなり、文学作品を読めといっても大変だけれど、図書館へ行くことならできそうでしょ?本は読まなくても、図書館の中をぐるっと見てまわるだけでも、普段とは違う風景に出会えます。
また、今まで自分では当たり前だと思っていたことを、ほんの少し変えてみるのも方法ですね。あまり、相談をしないタイプの人は、思考がどうしても偏りがちになります。たまには友人や家族にアドバイスをもらうとか?なかなか受け入れられないかもしれませんが、「へぇ~、そういう考え方もあるんだ!」とか、「私ってそんなふうに見えるんだ」とか、まずは知ることが大切です。あとは自分なりに答えを探せばよいだけ。誰かの意見を聞くというのは、決して「そうしなければならない」ということではないのですから。自分なりのリズムで、一歩ずつ・・・。
東京オリンピックが開催される6年後、あなたはどうなっていたいですか?