うちの子、結婚するつもりあるのかしら?
30歳を過ぎた頃から気になり始め、35歳頃には心配になり
40歳を目前にして焦る親御さんも多いのではないでしょうか。


失敗したくない!親婚のいろは

最近あまり耳にしなくなった「結婚適齢期」という言葉。周囲の人間がこの言葉を下手に使うと「マリッジハラスメント」として問題になることもあるようです。ただ、実際のところ今の時代にも、現実的に「結婚適齢期」というのは存在するわけです。例えば男性なら28~32歳がベストで、その後は36歳までが何とか適齢期の範囲といったところでしょうか。女性の場合は24~28歳がベスト(引く手あまたの婚活黄金期)です。32歳までは声がかかるチャンスはまだあります。


親が動き方を間違えると縁遠くなる!?

まずは本人の意思を確認することが大切です。とはいえ正面から「あなた結婚するつもりはあるの?」と聞いても、本音を聞き出せるわけではありません。ましてや本人にその気がなく、焦っているわけでもなければ、アプローチのしかたを工夫してみましょう。普段の会話の流れで「さり気なく」本心を聞き出してみましょう。例えば...

息子の場合(男性は現実的な話題がおすすめ)
「近所の○○さん、こないだ結婚したね、○○さんっていくつだったっけ?」
  →  自分の年齢と結婚について再認識させる効果ありです

ここでのNGパターンは「近所の○○さん、こないだ結婚したね、あなたもそろそろ結婚しなさい!」これでは親の意見を一方的に押し付けることになり逆効果!!

娘の場合(女性はイメージできるような話題がおすすめ)
恋愛ドラマを見ながら「あなたはこういう男性どう思う?」
  →  理想の男性像や結婚観が見えてきます

ドラマを見ながらの会話はそれほど神経質になることはありませんが、とにかく恋愛や結婚に対してのイメージを膨らませてあげることで、本人の気持ちを後押ししてあげられます。

とにかく大切なのは本人の気持ち。親だからといって一方的に考えを押し付けることなく、上手に背中を押してあげましょう。


学ぶ親は、良縁を引き寄せる!

世間には親の鏡のような人もいます。でも最初から何もかもが上手くいったわけではありません。様々な失敗をし、悩み、自分たち自身を振り返り、親としても成長することを努力した結果です。

親の希望に沿った結婚を願うあまり、先走り、勝手に縁談をすすめ、お見合いをさせ、結果的に義務感で婚活をさせてしまうことも、めずらしいことではありません。
でもその結果をどう受け止めるか、親も子もその問題にどう向き合ったかで、その後の親子関係と婚活は大きく変わります。

子への愛情が親のエゴではなく、真の愛情であれば、わが子の意思を尊重できるはずです。押し付けではなく、温かく見守り、サポートできるかどうか、親の真価が問われるときです。

親御さんの子を想う真の愛情は、必ず届きます。あきらめずに一緒に模索していきましょう。

親だからできること、親だからしてはいけないこと

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