近年の未婚率増加の理由として、収入格差の拡大、女性の社会進出、独身主義者の増加など、
様々なことが挙げられていますが、実際のところはどうなのでしょう?
当プラザでは、福井に暮らす独身者の生の声を聞くことで、数字や社会情勢からだけでは見えてこない、
独身でいるホントの理由を知り、現代の人たちが求める「幸せな結婚」のヒントを探していきたいと考えています。
法政大学の「47都道府県の幸福度に関する調査」で、優れた子育て環境など多くの面で高い評価を得た結果、福井県が全国総合1位を獲得したのは皆さんもご存知と思います。現実的な数字を見ると、福井県の持ち家比率は77.4%で全国3位!保育所の待機児童数は0人。ほかにも共働き率全国1位という数字から、仕事をしている女性にとっても、子育てしやすい環境といえるのではないでしょうか。
子育てがしやすいということは、結婚へのハードルも他県に比べて、少しは低いはず・・・
ところが現状は?
平成24年版の内閣府による子ども・子育て白書のデータによると、都道府県別の婚姻率は全国38位。意外にも住みやすさでは下位の東京が、婚姻率では全国1位なのです。不思議ですね。
資料:厚生労働省「人口動態統計」(2010年)より、都道府県別婚姻率
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上記から見ても、「結婚」を決める理由は、必ずしも「環境」や「条件」だけではなさそうですね。現代人が抱える問題は、もっと別のところにあるのかもしれません。
そこで、当プラザでは、福井に暮らす独身の人へ緊急アンケートを実施します。基本的な質問に加え、その人独自の感性面も徹底調査!結果は、ホームページで公開予定です。そして、そこから見えてくる問題点、打開策を今後考えていきたいと思います。このページをご覧の方で、ぜひアンケートに参加したい!という方はお問い合わせください。
資料:厚生労働省「人口動態統計」(2010年)より、平均初婚年齢と平均出生時年齢の推移
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